こんにちはtakaです。
今日は、著松村真宏:仕掛学〜人を動かすアイディアのつくり方〜著松村真宏
という本を読んだので、アウトプットとして記事にします。
結論
「仕掛け」を上手く利用することで
日常からビジネスシーンのあらゆる場面で
人に強要させることなく行動を促すことができる。
仕掛けとは
仕掛けの具体例を出すと
上記のように、「ついついやってしまうだけ」であって
無理矢理に行動を促しているわけではないですね。
整理整頓しているつもりはないのに「結果として」達成されています。
仕掛けを定義する3つの要件
- 公平性(Fairness):誰も不利益を被らない
- 誘引性(Attractiveness):行動が誘われる
- 目的の二重性(Duality of purpose):仕掛ける側と仕掛けられる側の目的が異なる
筆者が、それぞれの頭文字から繋げたFAD要件を
パンを調理するホームベーカリーを例に説明します。
ホームベーカリーに隠された3つの仕掛け
- F:朝の指定した時間にパンが焼き上がると、いい匂いで心地よい目覚める。
- A:パンは焼き上がってすぐに取り出さないとしぼんでしまうので、眠くても起きなければと奮い立たせてくれる。
- D:頑張って起きた結果、焼き立てのパンが食べられるだけでなく目覚まし時計としても機能する。目的の二重性も達成され、誰も不利益を被っていない。
まとめ
- 仕掛けとは、「ついついやってしまいたくなる」ように、行動を仕向けるような働きを持つ。強制的ではない。
- 仕掛けとは、「結果的に」目標が達成される働きを持つ。
- FAD要件を満たす仕掛けは、良い仕掛けである。
上記以外にも
- 行動を設計するナッジ(そっと肘を突いて行動を促す)の説明
- 仕掛けを細分化すると16種類ある
- オズボーンのチェックリストから新たな仕掛けを生み出す方法
などと、もっと深堀りした仕掛学の内容が学べますので
ぜひ、手に取って読んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
taka
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